【書評】 [りあクト! TypeScriptで極める現場のReact開発 に学ぶ] – React + TypeScript 開発の手引に
【書評】 [りあクト! TypeScriptで極める現場のReact開発 に学ぶ] - React + TypeScript 開発の手引に
りあクト! TypeScriptで極める現場のReact開発 が大変参考になったので
開発の前に手にとってもらえたらなと思い 所感を書かせていただきました
気になった点を ピックアップしています
概要
React + TypeScript の開発は敷居が高く感じる方も多いと思います
開発の前に一読してみることで 必要なポイントを抑えることができました
特に6章の設計思想は参考になりました
React自体バージョンアップが早いので 追いかけるのは大変ですが
時間が経っても 変わらない手法だと思っています
1章 デバッグをもっと簡単に
デバッグ全般の手法に関してです
特に VSCodeに関しては参考になりました
開発ツールを、手足と同じように使える事は大事な事だと思います
他のReact関連のツールでのデバッグ手法もあり参考になりました
2章 コンポーネントのスタイル戦略
CSSに焦点を当てた内容です
SPAの開発のメリットで、CSSのカプセル化は
大きなメリットだと思います
長いclass名 からの開放は胸があつくなります
(私は以前 !important
で乗り切ってました...すみません)
...
emotionについても説明がありましたが
emotionの自由さより
styled-components ぐらいの 制限が好みですが
機会があれば使ってみたいです
3章 スタイルガイドを作る
スタイルガイドに関しての内容です
Storybookは、Atomic Componentsと相性が良いと思っています
特に ~ Molecules までは効果感じます
私は、Doczに挑戦予定です
スタイルガイドを取り入れ、チーム開発に貢献してみてください
4章 ユニットテストを書く
ユニットテストに焦点を当てた話です
テストの王道ライブラリjestについて語られています
SPA開発でよく使う Axiosに関連したテスト方法もありました
...
StoryShotsについても説明がありましたが
1粒で2度おいしい感じです
5章 E2E テストを自動化する
E2Eテストに関してです
Cypressの設定 ~ out put まで解説があります
私は、経験があまりないので導入の際に参考にしたいです
6章 プロフェッショナル React の流儀
Reactの設計フローについて語られています
Reduxに関しての注意点はなどもあります
Vuex にも適用できる考えだと思います
Redux は、低依存で付き合うのが良いと思っています
Redux に関しての注意点を読んで設計の手がかりしてください
まとめ
Reactでの開発は、ライブラリを追加して開発が多いと思います
その際に参考になった箇所が多数ありました
選択肢の幅を広げる意味でも、答え合わせの意味でも良い書籍だと思いました
BOOTH
りあクト! TypeScriptで極める現場のReact開発
くるみ割り書房
著者: 大岡由佳 さん